乾きの激しい肌を救うのは昔ながらの固まる保湿パック
固まるタイプのパックなら水分が肌の奥まで浸透する。
セラミドなど、今は高機能の保湿成分がたくさん出回っています。
でも、とことん乾いて固くなった肌には、何をつけても入っていかないときがあります。
そのようなとき、保湿パックは強い味方になってくれます。
最近はシートタイプのパックが流行ですが、あえて昔からある、肌の上に伸ばすと固まるタイプを試してみてください。
今までにない、しっとり感が出られるはずです。
シートタイプと固まるタイプは、何が違うのでしょう。
パックをする目的は、肌表面からの水分蒸発を、完全に遮断することにあります。
上に行く道をふさがれると、水分は下に潜っていくしかなく、肌の奥深くまで水分が浸透することになるのです。
シートタイプの場合、シート表面から水分は蒸発していきます。
乾いて幕を張る、固まるタイプの場合は、膜の表面からは、ほとんど水分は逃げません。
その膜の下で、肌は潤いをたくさん吸収できるのです。
その結果、化粧水や美容液による保湿では得られないしっとり感が得られますし、そのしっとり感は何日も続くのです。
シートタイプなら上からラップを当てる。
手軽ということでシートタイプのパックを使う人が多いようですが、もしも使いたいときは、シートの上にラップをぴったりとかぶせてみてください。
シート表面からの蒸発を、ある程度は防いでくれます。
皮膚科でも、塗り薬の浸透が悪くてなかなか皮膚病が治らないときは、薬の上からパックのようなものを当てたり、ラップを巻いたりして、薬の浸透を高めます。
そうすることで、浸透力は30~40倍になると言われています。
感想の激しい人は、ぜひ固まるタイプの保湿パックを試してください。
効果は数日続くので、毎日する必要はありません。
週2~3回が目安ですが、乾燥度に応じて調節してください。
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