◇豆類はOK、海草は要注意!
豆類はたんぱく質も含まれているうえ、ミネラルや繊維が豊富です。しかも、大豆に含まれるイソフラボンは、ホルモンバランスを整え、抗酸化作用もあるので、美肌をつくるうえでも大事な食品です。
しかし、豆は地上に実るものなので、カラダを温める作用はないのでは? でも、安心してください。大豆イソフラボンは女性ホルモンを補いますし、豆類は基本的にカラダが温まる食べ方や食べ合わせになっています。
納豆には薬味を加えますし、小豆や黒豆などは煮て食べますよね。また、豆製品の豆腐も、冷奴はショウガやネギといっしょに、湯豆腐や鍋ものに加えたりなど、カラダが温まる食べ方になっているのです。
同じミネラルを含むものでも、注意したいのは海藻類です。海草にはカロリーがほとんどないので、カラダを温めることはありません。海草サラダなどで食べ過ぎてしまうと、カラダを冷やしてしまいます。ただし、ひじきの煮物は野菜といっしょに炒めてから煮込むので大丈夫です。海草は汁物に加えて摂る程度でよいでしょう。